練習コースのコーンの意味は?

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今日は練習会が終わってコーンを回収中にある方からこのコーンは何のためにあるのかというご質問をいただきました。毎回、スピード練習の時は関目キャプテンが早出して、数名のご協力いただける方とコースを計測して100Mごとにコーンを置いてもらっています。本当にご苦労様で感謝しています。ただ、せっかくコーンを置いていただいても、その意味を知らずに走るのは関目キャプテンに申し訳ないこともありますが、練習する人にとってももったいないので説明しておきます。

100Mごとにコーンを置いている理由は、100Mごとにタイムをチェックして欲しいという意味です。例えば、キロ5分ペースだったらキロ300秒なので100Mで30秒となります。ちゃんと目標ペースで走れているかセルフチェックして修正しながらペースを維持することが大切です。最近はGarminなど高性能なGPSウォッチながありペース表示はされますが、これらはある区間の平均ペースから換算しているため、スタート直後の短い距離はどうしても誤差が大きくなります。また、100Mごとにタイムをチェックすることで身体に時間感覚を刻む練習にもなります。自分の体で感じるペースと実際が合っているかのチェックができますので、コーンではタイムをチェックするようにしましょう(と言いつつ、自戒しています。笑)

本番のレースは身体が覚えたペースで突っ込むことなく余裕を持って設定ペースで走れるようにしましょう、という説明でした。補足があるベテランランナーの方いらしたらコメントください。

新しい人や初心者の方も参加されますので、練習会ごとにできるだけ都度説明した方が良いかなとも思いました。そういう意味でも、今日いただいたご質問はスタッフ側で当たり前のことのように思っていても伝わっていないと意味がないということを気づかせてくれる良いご質問でした。ご質問いただいた方にも感謝です。

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